2014/08/06

散歩の日々

 土曜日、馬橋小学校で馬橋盆踊り。午後六時半まで仕事して、残り一時間くらい堪能。「馬橋ホーホツ音頭」を作詞・作曲したオグラさんの生歌も聴くことができた。焼きそばと生ビール飲む。
 昨年三十年ぶりに復活した町の盆踊りだ。

 日曜日、ガード下を通って阿佐ケ谷まで散歩。暑い。目当ての沖縄そばの濃縮つゆは売り切れ。夏の部屋用のずぼんを買う。

 月曜日、荻窪のささま書店に行く。清水哲男著『球には海を』(あすか書房、一九七八年刊)などを買う。
 あすか書房の「わたくし贔屓のアンソロジー 1」とあるのだが、どんなシリーズだったのか気になる。表紙は谷川晃一。
 本のあいだに錦糸町の栄松堂書店のハンコが押してある「抽せん補助券」がはさまっていた。

 このころの清水哲男は「詩人」ではなく「雑文家」と称している。

 わたしは「読む」のも「書く」のも雑文がいちばん好きだ。しかしテーマらしいテーマや肩書らしい肩書を持たずに、文筆業を続けることはしんどい。

 古本にかぎった話ではないが、手を広げすぎると収拾がつかなくなるし、狭めすぎるとすぐ行き詰まる。どのくらいの加減で読んだり書いたりするのがいいのか。そんなことをちょっと考えた。

 火曜日、また納豆ととろろの蕎麦。オクラも入れる。夏はネバネバしたものがむしょうに食いたくなる。
 知り合いが高円寺に遊びに来たので、ひさしぶりに駅のちかくの定食屋で昼酒を飲む。