2012/02/22

おとのわ

……土曜日の夜、仙台に行ってきた。一目散に壱弐参(いろは)横丁の鉄塔文庫に向う。南陀楼綾繁さんやわめぞメンバーがすでに飲んでいて、仙台にいる気がまったくしない。
 一杯目だけハイボールで、あとは日本酒(乾坤一)。仙台に来ると飲んでばっかりであっという間に時間がすぎる。一日の半分くらい酔っぱらっているかんじだ。

 この日はごはん屋つるまきに宿泊する。
 昼に起きたら南陀楼さんも家主の若生さんもいなかった。
 歩いて“おとのわ”の会場のRensaに向う。
 出演者は、ICHI、レイチェル・ダッド、テニスコーツ、yumbo、小野一穂、タテタカコ、東京ローカル・ホンク、曽我部恵一、友部正人。

 六時間以上の長丁場にもかかわらず、終始リラックスして楽しく聴けた。テニスコーツとyumbo、友部さんとホンクの共演もあって、ファンにはたまらないステージだ。
 今回のイベントの収益の半分は「せんだいコミュニティカフェ準備室」の設立資金、もう半分は母子週末保養プロジェクト「ちいさなたび Japan」(http://chiitabi.com/)に寄付されることになっている。

 原発事故の汚染が深刻な場所にいても、様々な事情のために避難移住できない母子のために汚染程度の低い宮城県内で合宿しながら、心身の保養を助けるというのが、このプロジェクトの目的である。

 専門家であっても危険か安全か意見が分かれている。その地域その地域の深刻さの度合もわからない。
 火星の庭の前野さんから「ちいさなたび Japan」の趣旨を聞いたとき、(おそらく)潤沢とはいえない予算や人員で実行できることなのかと半信半疑だった。
 でもどんな形であっても、心配を分かち合ったり、情報交換したりする場を作ることは必要だとおもっている。

 今、自分が考えていることもつらつら書いてみたのだが、うまくまとまらない。
 睡魔が、、、
 
(……続く)